東急プラザ渋谷の閉店はなぜ?閉館理由と建て替え後の現在を徹底解説
渋谷の街を歩くなかで「東急プラザ渋谷は閉店してしまったのか?」と疑問を抱く人が後を絶ちません。東急東横店や東急百貨店本店の閉館といった大規模なニュースが続いたこともあり、街の激変ぶりから「あのお店はどうなったのか」と戸惑う声が多く聞かれます。
結論から言えば、かつて親しまれた旧ビルは2015年に一度閉館したものの、跡地に誕生した複合ビル「渋谷フクラス」の核テナントとして2019年に劇的なリニューアルオープンを果たし、現在も元気に営業を続けています。本記事では、過去の閉店に隠された真相や建て替えの経緯、東急百貨店グループの閉館との違い、そして現在の最新フロア事情までを詳しく紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:旧東急プラザ渋谷は建物の老朽化と大規模再開発のため2015年3月に閉館したが、2019年12月に「渋谷フクラス」内で見事に復活を遂げている。
- 要点2:東急東横店(2020年閉店)や東急百貨店本店(2023年閉館)の記憶と混ざりやすいが、東急プラザ渋谷は現在も絶賛営業中。
- 要点3:「大人をたのしめる渋谷へ」をコンセプトに、ルーフトップテラスや上質なライフスタイル店舗が揃う渋谷西口のランドマークとして機能している。
【真相解明】東急プラザ渋谷の閉店理由は?過去の閉館と建て替えの経緯
「東急プラザ渋谷が閉店した」という記憶は、決して間違いではありません。かつて渋谷駅西口のシンボルだった旧東急プラザ渋谷(開業当初の名称は「渋谷東急ビル」)は、1965年の開業から約49年間にわたり親しまれた末、2015年3月22日に閉館しました。
当時の閉店理由は、建物の構造的な老朽化と、渋谷駅周辺の都市基盤を抜本的に強化する「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発事業」の本格始動です。昭和から平成にかけて渋谷のカルチャーを支え続けた同館でしたが、激動する時代のニーズや耐震基準、バリアフリー化に対応するため、惜しまれつつも一度幕を下ろす決断が下されました。
東急不動産の公式発表に基づき進められた解体工事と新築工事を経て、跡地には地下4階・地上18階建ての超高層複合ビル「SHIBUYA FUKURAS(渋谷フクラス)」が建設されました。その商業エリアの核として、新生「東急プラザ渋谷」が2019年12月5日にリニューアルオープンを迎え、歴史を次の世代へと繋いだのです。
【混同注意】東急百貨店本店・東急東横店の閉店と何が違うのか?
ネット検索で「閉店」というキーワードが浮上し続ける大きな要因は、近隣にある東急グループの百貨店閉館情報との混同にあります。渋谷エリアではここ数年、駅周辺の再編に伴い歴史ある大型商業施設の営業終了が相次ぎました。
事実関係を整理すると、以下の通り明確な違いがあります。
・東急百貨店 東横店:渋谷駅直結の老舗百貨店として愛されましたが、渋谷駅街区の再開発に伴い2020年3月31日に営業終了。跡地周辺では「渋谷スクランブルスクエア」の第2期(中央棟・西棟)建設に向けた工事が進んでいます。
・東急百貨店 本店:道玄坂上エリアの旗艦店として半世紀以上の歴史を誇りましたが、2023年1月31日に営業終了。跡地では複合施設「Shibuya Upper West Project」の開発プロジェクトが進行中です。
・東急プラザ渋谷:2015年に旧館を解体後、2019年に新築された「渋谷フクラス」内で既に復活オープン済みであり、現在も営業中。
百貨店の相次ぐ閉館報道に触れた多くの人が「駅前の東急系ビルはすべて無くなってしまったのでは」と錯覚しがちですが、東急プラザ渋谷はすでに生まれ変わり、新たな役割を果たしています。
【営業状況】渋谷フクラスで復活した東急プラザ渋谷の現在
生まれ変わった東急プラザ渋谷は、渋谷フクラスの2階から8階、および17階・18階に展開しています。若者の街というイメージが先行しがちな渋谷において、あえてメインターゲットを「都会派の感度の高い大人世代」に設定しているのが最大の特徴です。
現在の基本的な営業時間(※一部テナントを除く)は以下の通り、訪れる人のライフスタイルに寄り添った設定となっています。
・物販・サービス店舗(2階〜8階):11:00〜20:00
・飲食フロア「シブヤグラン食堂」(6階〜7階):11:00〜23:00
・ルーフトップテラス&レストラン(17階・18階):11:00〜23:00(金土・祝前日は深夜営業あり)
渋谷駅西口の歩行者デッキ「渋谷フクラスデッキ」と直結しており、雨の日でもスムーズにアクセスできる利便性を備えています。
【フロア別】東急プラザ渋谷の注目テナント一覧と見どころ
新生・東急プラザ渋谷には、単なる買い物の場を超えた「体験型」のテナントが集結しています。館内の注目フロアと主要な見どころをピックアップしました。
◆ 17階・18階:絶景ルーフトップ「CE LA VI TOKYO」とSHIBUYA NIWA
シンガポールの名所「マリーナベイ・サンズ」で知られる総合エンターテインメントレストラン「CE LA VI」が日本初上陸。オープンエアのテラス席からは渋谷のスクランブル交差点や新宿方面の夜景を一望できます。一般開放されている屋上庭園「SHIBUYA NIWA」は、都会の喧騒を離れてリフレッシュできる隠れ家スポットです。
◆ 6階・7階:名店が揃う「シブヤグラン食堂」
大人が落ち着いて食事を楽しめる飲食ゾーン。うどんの銘店や本格蕎麦、老舗の洋食、割烹、カジュアルなバルまで、幅広いジャンルの名店が揃っています。
◆ 2階〜5階:ライフスタイル・美・健康を彩るフロア
日本の伝統工芸を現代風に提案するライフスタイル雑貨、こだわりのコスメや補聴器サロン、旅行代理店、パーソナルジムなど、日々の生活を豊かにする店舗が並びます。2階には外国人観光客や来街者を迎える観光案内所「shibuya-san」が設置され、多国籍なスタッフが街の魅力を発信しています。
【渋谷再開発の未来】西口エリアの進化と東急不動産の最新動向
渋谷フクラスおよび東急プラザ渋谷の誕生は、渋谷駅西口エリアの構造を大きく変える契機となりました。建物の1階部分には空港リムジンバスも発着する国際色豊かなバスターミナルが整備され、羽田・成田両空港へのダイレクトなアクセス拠点として機能しています。
東急不動産をはじめとする東急グループは、「Greater SHIBUYA(広域渋谷圏)」構想を掲げ、駅から桜丘エリア、道玄坂エリア、原宿・代官山方面へと歩行者の回遊性を広げるまちづくりを推進しています。渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)の開業など駅南西部の開発が進むなかで、東急プラザ渋谷はその重要な結節点として確固たる存在感を放っています。
【東急プラザ渋谷の閉店】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東急プラザ渋谷は現在、閉店しているのですか?
A1:いいえ、閉店していません。2015年に一度建て替えのために旧館を閉館しましたが、2019年12月に複合ビル「渋谷フクラス」内でリニューアルオープンし、現在も通常通り営業しています。
Q2:東急プラザ渋谷と東急百貨店本店は同じ建物ですか?
A2:別の建物です。東急プラザ渋谷は駅西口の「渋谷フクラス」内にあります。一方、2023年1月に閉館した「東急百貨店本店」は道玄坂上(Bunkamura隣接)に位置していた百貨店であり、現在は建て替え事業が進められています。
Q3:屋上のルーフトップテラスには誰でも入れますか?
A3:17階の屋上庭園「SHIBUYA NIWA」は、来館者であれば基本的に無料で自由に立ち入ることができます。併設されたレストラン&バー「CE LA VI TOKYO」では、飲食とともに美しい渋谷の眺望を楽しめます。
まとめ:生まれ変わった東急プラザ渋谷で大人の街歩きを楽しもう
「東急プラザ渋谷 閉店」という噂の正体は、過去の再開発に伴う一時的な閉館の記憶と、近隣の東急百貨店グループの営業終了が重なり合って生まれたものでした。
歴史ある旧館のスピリットを受け継ぎ、渋谷フクラスの核として再誕した現在の東急プラザ渋谷は、落ち着いた空間で上質なグルメやショッピングを楽しめる「大人のためのオアシス」として確立されています。駅西口の歩行者デッキからすぐアクセスできるため、渋谷を訪れた際は新しくなった空間へ足を運んでみてください。 (出典: 東急 プラザ 渋谷 閉店(Yahoo!ニュース))