ジョジョマンホールは今どこに?仙台全9ヶ所の現在と聖地巡礼ルート
荒木飛呂彦氏の名作『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の舞台である「S市杜王町」。そのモデルとなった宮城県仙台市には、かつてファンを熱狂させた全9種類の公式デザインマンホールが設置されていました。作中の名シーンやキャラクターにゆかりのあるスポットへ緻密に配置され、全国から多くのファンが聖地巡礼に訪れた一大プロジェクトです。
「今でも仙台の街を歩けば見られるのか?」「すでに撤去されたという噂は本当なのか?」と気になっている方も少なくありません。本記事では、杜王町マンホールの現在の状況をはじめ、全9箇所の設置場所マップ、撤去の真相、そして今なお楽しめる仙台の聖地巡礼ルートまで、現地取材目線で分かりやすく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2017年の期間限定イベントで設置された全9枚のマンホールは現在路上から撤去済みで、仙台市下水道局等で大切に保管されている。
- 要点2:東方仗助や岸辺露伴、吉良吉影などゆかりの地に設置されていた場所自体が、現在もファンに愛される強力な聖地巡礼スポットとなっている。
- 要点3:公式マンホールカードの常時配布はないものの、仙台市内には「むかでや」をはじめ作品の世界観を肌で体感できる名所が数多く点在している。
【真相】ジョジョのマンホールは今どこにある?撤去理由と2026年現在の最新状況
結論からお伝えすると、仙台市内の道路上に設置されていた「ジョジョの奇妙な冒険」デザインマンホールは、現在はすべて路面から撤去されています。「現地に行ってみたが見つからなかった」という声がネット上で散見されるのはこのためです。
撤去された最大の理由は、この取り組みが2017年夏に開催された大型イベント「ジョジョフェス in S市杜王町」に合わせた期間限定の地域振興企画だったからです。設置期間は2017年8月4日から9月10日まで(一部は展示延長)とあらかじめ定められており、道路占用許可や路面保全、ライセンス契約の満了に伴い、安全に回収されました。
路上からは姿を消したものの、役目を終えた9枚のマンホール蓋は廃棄されたわけではありません。仙台市建設局・下水道部によって厳重に保管されており、仙台市の下水道フェアや下水道関連イベント、地域の文化振興展示などで特別公開されるケースがあります。路上での常設再設置を望むファンの声は今なお根強く、仙台市と作品を繋ぐ象徴的なレガシーとして大切に受け継がれています。
【全9箇所マップ】かつて杜王町に出現したジョジョマンホールのキャラクターと設置場所一覧
設置当時に大きな話題を呼んだのは、キャラクターの個性や作中のエピソードと見事にリンクしたロケーション設定でした。かつて設置されていた全9箇所の詳細と背景を振り返ります。
① 東方仗助(設置場所:西公園 SL前付近)
第4部の主人公・東方仗助のマンホールは、青葉区の西公園内に保存されている蒸気機関車(C60 1)の前に設置されました。緑豊かで市民の憩いの場である公園の雰囲気が、杜王町を守る仗助の爽やかなキャラクター性とマッチしていました。
② 岸辺露伴(設置場所:せんだいメディアテーク前)
人気漫画家・岸辺露伴のデザインは、文化と情報の発信拠点である「せんだいメディアテーク」の定禅寺通側に登場。美しいケヤキ並木を背景にしたガラス張りの近代建築と、露伴の知的な佇まいが見事な調和を見せていました。
③ 空条承太郎(設置場所:勾当台公園 滝の前付近)
第3部の主人公であり第4部でも頼れる存在として活躍した空条承太郎。仙台市役所や宮城県庁に隣接する「勾当台公園」の志賀直哉旧居跡・滝の広場前に堂々と設置され、多くのファンが記念撮影に列を作りました。
④ 広瀬康一(設置場所:広瀬通 仙台フォーラス前付近)
名前に「広瀬」を冠する康一のマンホールは、仙台の中心街を走る「広瀬通」沿い、若者文化の拠点である仙台フォーラス前に設置。街の賑わいを見守るような配置がファンの笑顔を誘いました。
⑤ 花京院典明(設置場所:花京院通郵便局前)
第3部で絶大な人気を誇る花京院典明。荒木先生がキャラクター名の由来とした仙台市青葉区の地名「花京院」にある郵便局前に設置され、名前のルーツを辿る巡礼地として聖地化しました。
⑥ 杉本鈴美&アーノルド(設置場所:ローソン仙台柳町通店前)
杜王町の「振り返ってはいけない小道」に留まり続けた鈴美と愛犬アーノルド。作中で吉良吉影が利用した店舗のモデルとされる「むかでや」至近の柳町通沿いに設置され、物語の切なさを想起させる演出となっていました。
⑦ 吉良吉影(設置場所:広瀬川 牛越橋付近)
静かに暮らしたい殺人鬼・吉良吉影のマンホールは、中心街から少し離れた広瀬川にかかる「牛越橋」のたもとにひっそりと配置。作中で杜王町の平穏を脅かした潜伏感を巧みに表現したロケーションでした。
⑧ 鋼田一豊大(設置場所:八木山ベニーランド前)
鉄塔に住む男・鋼田一豊大(スタンド名:スーパーフライ)は、アミューズメントパーク「八木山ベニーランド」のゲート付近に登場。仙台市地下鉄東西線の八木山動物公園駅からアクセスできる高台エリアに位置していました。
⑨ 音石明(設置場所:地下鉄東西線 荒井駅前)
電気を操るスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手でギタリストの音石明。地下鉄東西線の東の終着駅である「荒井駅」の南口駅前広場に設置されました。
【モデル地を巡る】荒木飛呂彦ゆかりの仙台「杜王町」聖地巡礼おすすめルート
マンホール自体は撤去されたものの、設置場所となったエリアや周辺のスポットは、荒木飛呂彦先生の故郷ならではの「ジョジョの原風景」を色濃く残しています。仙台駅を起点に半日〜1日で効率よく回れる王道ルートを紹介します。
【ステップ1:仙台駅東口〜中心街】
まずは仙台駅周辺からスタート。青葉通を西へ進み、柳町通にある履物・和装小物店「むかでや」へ向かいます。ここは吉良吉影がボタン付けを頼んだ店のモデルとして世界的に有名です。買い物をした際に「吉良吉影の名前で領収書を書いてもらえますか?」とお願いすると、作中同様に丁寧に対応してくれることで知られています。
【ステップ2:広瀬通〜定禅寺通〜勾当台公園】
続いて北上し、広瀬通を経て仙台の象徴である定禅寺通のケヤキ並木へ。メディアテーク周辺で露伴の面影を感じつつ、彫刻作品が並ぶ緑道を進んで勾当台公園へ向かいます。承太郎マンホールのあった滝前や、杜王町の広場を思わせる空間でひと息つくのがおすすめです。
【ステップ3:西公園〜広瀬川】
定禅寺通を西へ抜けると仗助ゆかりの西公園に到着します。園内のSLを見学した後は、広瀬川沿いを散策。杜王町の美しい自然描写の着想源となった穏やかな川の流れを間近に体感できます。
【ステップ4:地下鉄東西線で郊外へ】
時間に余裕があれば、仙台市地下鉄東西線を利用して「八木山動物公園駅」や「国際センター駅」へ足を伸ばすのがベストです。作中に登場する地名や地形のリアルな高低差を感じることができ、杜王町が仙台という都市をベースに緻密に構築されたことを実感できます。
【コレクター必見】ジョジョのマンホールカード配布情報と記念グッズの現状
全国の下水道PRとして人気を集める「マンホールカード」ですが、ジョジョデザインの公式マンホールカード(GKP発行)は現在配布されていません。
2017年のイベント開催時には、マンホール設置を記念した特製の下水道PRうちわや限定記念台紙、スタンプラリー用マップなどが現地で配布され、即座に品薄となるほどの人気を博しました。現在、これらの記念品は入手困難なコレクターズアイテムとなっています。
一方で、仙台市内の土産物店やアニメショップ、駅構内では、仙台銘菓とコラボレーションした企画商品や、荒木飛呂彦先生ゆかりの公式グッズが定期的に展開されています。マンホール現物は見られなくても、仙台限定のコラボグッズを探す楽しみは今も色褪せていません。
聖地・仙台でジョジョの世界観を120%楽しむための巡礼マナーと注意点
仙台の街を巡るにあたり、ファンとして心に留めておきたい大切なマナーがあります。
特に「むかでや」をはじめとする実在の商店や施設を訪れる際は、一般のお客様や店舗の営業活動を最優先に配慮することが不可欠です。店内での無断撮影は避け、撮影を希望する場合は必ず店員さんに一言確認を取りましょう。また、領収書をお願いする際も、靴下やハンカチ、和装小物などの買い物を楽しんだ上で礼儀正しくお願いするのがファンの間での共通マナーとなっています。
住宅街や通学路に近いエリアを散策する際も、大声での会話や道路の占有を避け、杜王町のモデルとなった美しい仙台の街並みと市民の日常を尊重する姿勢が求められます。
【ジョジョ マンホール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:現在、仙台の路上でジョジョのマンホールを見ることはできますか?
A1:いいえ、見ることはできません。全9枚のマンホールは2017年のイベント終了後にすべて撤去され、通常のマンホール蓋に戻されています。
Q2:撤去されたマンホールの実物を今から見るチャンスはありますか?
A2:常設展示は行われていませんが、仙台市下水道局が主催する「下水道フェア」などの特別イベントや公共施設での企画展示で一般公開されることがあります。展示予定は仙台市の広報や公式ウェブサイトで告知されます。
Q3:仙台駅を起点に聖地巡礼をする場合、所要時間はどのくらいかかりますか?
A3:中心街の主要スポット(むかでや、定禅寺通、勾当台公園、西公園)を徒歩と地下鉄で巡る場合、約2〜3時間が目安です。八木山ベニーランドや荒井駅など東西線の端まで網羅する場合は、半日(4〜5時間程度)を確保しておくとゆったり楽しめます。
まとめ:杜王町の熱狂は終わらない!仙台で紡がれるジョジョの軌跡
2017年に仙台の街を鮮やかに彩った「ジョジョのマンホール」は、路面から姿を消した現在も、作品とファン、そして仙台市を結ぶ特別な絆として語り継がれています。
マンホールが置かれていた場所を辿るだけでも、荒木飛呂彦先生が育ち、杜王町の着想を得た仙台の空気感や美しい街並みをダイレクトに肌で感じることができます。ぜひ仙台を訪れる際は、かつて仗助や承太郎たちが佇んでいたスポットに立ち寄り、リアルな「杜王町」の魅力をじっくりと堪能してみてください。 (出典: ジョジョ マンホール(Yahoo!ニュース))